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「村上隆 もののけ 京都」関連プログラム 〈映画上映〉

村上隆 初監督映画作品「めめめのくらげ」リバイバル上映! 特別トークショーでは、三池崇監督と村上の対談が決定。続編情報にもご注⽬を。

展覧会で展⽰中の絵画作品《めめめファミリー》。そのキャラクターたちが登場する映画「めめめのくらげ」(2013 年公開)を、京都市内の映画館でリバイバル上映します。
本作は、村上隆が原案から監督までを⼿がけたSFファンタジーです。実写 の⼦供達の世界で、CG によるキャラクター達が時に愛らしく、時に勇ましく、縦横無尽に駆け回る。そのキャラクター達も、すべて村上のオリジナル。唯⼀無⼆のアーティストが作り上げた新しいビジュアルを、ぜひスクリーンでご体験ください。

〈上映情報〉

上映館・期間 MOVIX 京都 7⽉19⽇(⾦)〜7⽉25⽇(⽊)
アップリンク京都 8⽉2⽇(⾦)〜8⽉15⽇(⽊)
料⾦2,000 円(⼤⼈・⼦どもとも)

※ 上映時間等の詳細は、各映画館にてご確認ください。


〈特別トークショー〉
「三池崇史(映画監督)×村上隆」

登壇三池崇史(映画監督)、村上隆
⽇時7⽉20⽇(⼟)12:00〜15:00

※ 本編上映後、トークショー(約 1時間)を開催します。

料⾦3,000 円(映画鑑賞料、トークショー料⾦)
チケット購⼊

MOVIX 京都のサイトにてご確認ください。
https://www.smt-cinema.com/site/kyoto/index.html

【劇場⼊場者特典】
「めめめのくらげ Trading Card Game エクスクルーシブカード」を劇場⼊場者にプレゼント!

カードは全 12 種類の中からランダム 3 種⼊りです。 ぜひ映画館で好きなフレンドをゲットしてください。

配布場所・期間 MOVIX 京都 7⽉19⽇(⾦)〜7⽉25⽇(⽊)
アップリンク京都 8⽉2⽇(⾦)〜8⽉15⽇(⽊)

※ お⼀⼈様1回のご鑑賞に対して1セットをプレゼントいたします。
(複数枚のチケットをお持ちの場合でも、お⼀⼈様1回のご鑑賞 に対して1セットの配布となります)

※ ランダム配布のため種類をお選びいただくことはできません。 予めご了承ください。

※ 上映および来場者特典に関する詳細は、各劇場へお問い合わせください。
MOVIX 京都 050-6865-3125
アップリンク京都 075-600-7890

「村上隆 もののけ 京都」関連プログラム 〈五⼭送り⽕ 関連〉

新作から誕⽣した“五⼭さん”着ぐるみに出会えるフォトイベントを開催。
送り⽕当⽇には、KBS 京都×BS11「京都 五⼭送り⽕ 2024」⽣放送に村上隆が出演!

村上隆が京都と正⾯から対峙し、160 点を超える新作を発表した本展。京都市登録無形⺠俗⽂化財である伝統⾏事・五⼭送り⽕を描いた絵画作品《五⼭送り⽕》もその⼀つです。
五⼭送り⽕は、毎年 8 ⽉ 16 ⽇に京都の市街地を囲む五つの⼭に地元保存会の⼈びとの⼿によって⽕が灯されます。
美術館では、新作に関連して制作された着ぐるみの「⼤⽂字さま」「妙法さま」「船形さま」「左⼤⽂字さま」「⿃居形さま」が登場。来館者の皆様との撮影会を開催します。さらに、KBS 京都と BS11 の特別番組に村上隆が⽣出演。亡き⼈との語らい、 死⽣観、送り⽕への思いなどをお話します。
京都の夏を締めくくる伝統⾏事をより⾝近に、深くお楽しみいただければ幸いです。

《五⼭送り⽕》
Gozan-Okuribi
2023-2024
H550×W550 mm

〈フォトイベント〉

⽇時 8月  2日(金)13:00~15:00 五山送り火 プレイベント
8月16日(金)13:00~17:00

いずれも休憩を挟みながら断続的に開催します

※ 参加費無料、申込不要

〈出演情報〉

番組名 ⽣中継!京都五⼭送り⽕ 2024
放送日時 〈KBS 京都〉
8⽉16⽇(⾦)19:00〜20:55 予定
〈BS11〉
8⽉16⽇(⾦)19:00〜20:53 予定

企画担当者によるギャラリートーク

本展では、会期中不定期に展示室内でツアー形式の解説を行います。
展覧会や作品背景とともに本展をお楽しみいただける機会にぜひご参加ください。

日時 ・7月18日(木)15:00~
・7月31日(水)15:00~
・8月  8日(木)15:00~

※各回45分程度

会場京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
講師 7月18日(木)高橋信也
(京都市京セラ美術館)
7月31日(水)三木あき子
(本展学芸協力、ベネッセアートサイト直島インターナショナルアーティスティックディレクター)
8月  8日(木)高橋信也
(京都市京セラ美術館)
料金 無料
(ただし、当日有効の「村上隆 もののけ 京都」観覧券が必要です。観覧前、観覧後を問いません)
定員各回10名程度(事前予約制・先着順)
予約フォームhttps://www.e-tix.jp/kyotocity-kyocera-museum/murakami_event.html

※ 6月以降のスケジュールは、ウェブサイトおよびSNSでお知らせいたします。

会期中の関連プログラムにも乞うご期待!

約7か⽉間におよぶ会期中、節分の頃から春の訪れ、そして夏にかけて、⽇本や京都の季節ごとの伝統⾏事や節句にちなんだ様々な特別なプログラム、また、レクチャー、ギャラリートークなどの関連プログラムを計画しています。決定次第、ウェブサイトおよびSNSでお知らせいたします。

「村上隆 もののけ 京都」COLLECTIBLE TRADING CARDの先着5万名様プレゼントは、
枚数上限に達したため、配布を終了いたしました。
明日以降も展覧会は通常通り開場いたします。皆さまのご来場をお待ちしております。

先着5万名様にもれなく「COLLECTIBLE TRADING CARD」プレゼント!!

村上隆の近年の活動で注⽬を集めるNFT(⾮代替性トークン)アートプロジェクト。村上が満を持して始動した初のNFT作品「Murakami.Flowers」は、代表作である「お花」シリーズが、1970年代の⽇本のTVゲームをイメージしたピクセルドット24×24で表現されています。そして、その次なる展開として今注⽬を集めているのが「トレーディングカード」です。本展では、「村上隆 もののけ 京都」だけの限定トレーディングカードを先着5万名様にプレゼント!本展でしか⼿に⼊らない限定カードをぜひゲットしてください。

「村上隆 もののけ 京都」展限定「COLLECTIBLE TRADING CARD」

©Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

※ 本展⼊場時に、⼊場券 1 枚につき「COLLECTIBLE TRADING CARD」1 枚をランダムでお渡しいたします。

※ ⼊場券を複数枚お持ちのお客様は、1 回の⼊場で交換可能な枚数の上限をお⼀⼈につき 10 枚までとさせていただきます。
(配布⽅法については、会場の運営状況により変更になる可能性があります)

※ ⼊場無料のお客様は、券売窓⼝で⼊場券をお受け取りの上、会場⼊⼝にて「COLLECTIBLE TRADING CARD」にお引き換えください。

※ 未使⽤の観覧券のみお引き換え可能です。*先着順、なくなり次第終了いたします。

※ 全 12 種で⽇本語版、英語版の 2 パターンあります。*デザイン、⾔語はお選びいただけません。

※ 交換は対応致しかねます。

【2月6日(火)「村上隆 もののけ 京都」ご入場に関するお知らせ】
先着5万名様への「Collectible Trading Card」配布期間中は、ご入場の際、整理券が必要となりますのでお知らせ致します。

ご入場について:

  • ・ 入場整理券をお持ちではない方はご入場できません。
  • ・ 2月6日(火)の入場整理券は同日午前9:00よりお一人様につき一枚の配布を開始します。その際、購入済みのチケットもしくは招待券のご提示をお願い致します(オンライン購入も可)。
  • ・ ご不在の方の入場整理券を後からお渡しすることは致しませんので、必ず並び列の中でお待ちください。
  • ・ その場にいらっしゃらない方の入場整理券はお渡し致しません。

「Collectible Trading Card」(トレーディングカード)について:

  • ・ 既定の枚数に達し次第、配布は予告なく終了致します。
  • ・ トレーディングカードの配布が終了次第、お並びの皆さまにお知らせ致します。
  • ・ 「いつ終了するのか」といった質問にはお答え致しかねます。
  • ・ トレーディングカード配布終了によるチケットの払い戻しは、一切致しません。

※ 最新の混雑状況は、展覧会公式Xをご覧ください。
https://twitter.com/mononoke_kyoto

皆様のご来館をお待ちしております。

©Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

「村上隆 もののけ 京都」オープニングトーク開催決定!

展覧会初⽇となる2⽉3⽇、本展のオープニングトークを開催します。
当⽇は、村上隆をお招きし、本展のテーマである「もののけ」や「京都」について、京都での開催の経緯や意義、出展作品について、また、今後の活動などについて存分にお話しいただきます。

京都市美術館開館90周年記念展
「村上隆 もののけ 京都」

オープニング・アーティストトーク


登壇村上隆
聞き⼿⾼橋信也
(京都市京セラ美術館 事業企画推進室|本展企画担当者)
⽇時2024年2⽉3⽇(⼟)15:00〜17:00(開場14:30)
場所京都市京セラ美術館 講演室(本館地下1階)
定員100名
(予約不要・先着順/当⽇10:15より講演室前にて整理券配布)
料⾦無料(ただし、当⽇有効の「村上隆 もののけ 京都」観覧券が必要です。観覧前、観覧後を問いません)

Photo by Claire Dorn
©Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

スペシャル対談

山田五郎×村上隆
※定員に達したため、受付を終了いたしました

京都市京セラ美術館では、開館90周年記念展として、現代美術の最前線で活躍する村上隆氏の大規模な個展「村上隆 もののけ 京都」を開催中です。国内では約8年ぶりの開催となる本展を記念し、山田五郎氏・村上隆氏のスペシャル対談を開催します。
独自の視点で西洋美術の王道から闇の側面までユーモラスに解説するYouTubeチャンネル「山田五郎 オトナの教養講座」で注目を集める山田五郎氏。一方、欧米を中心に活動する中で日本人とは何かを考え分析することを自身の創作源としてきた村上隆氏。ともに西洋を強く意識しながら日本を捉えてきたお二人が、京都の地で、日本と西洋の死生観や美的価値観、歴史都市と街づくりなど、多彩なテーマで対話を繰り広げます。

右)
Photo by Claire Dorn
©Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

日時4月26日(金)18:30〜20:00(18:00受付・開場)
会場ロームシアター京都 サウスホール
出演山田五郎(編集者・評論家)、村上隆
進行高橋信也(京都市京セラ美術館)
定員400名(全席指定席)
参加費2500円(税込)
申込 チケットぴあ(Pコード:653-150)
ローソンチケット(Lコード:53242)
e+
セブンイレブン各店舗、ローソン/ミニストップ各店舗(店内Loppi)、ファミリーマート各店舗内マルチコピー機
協力Tokyo Art Beat

山田五郎 やまだ・ごろう
(編集者・評論家)

1958年東京都生まれ。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し西洋美術史を学ぶ。卒業後、(株)講談社に入社『Hot-Dog PRESS』編集長、総合編纂局担当部長等を経てフリーに。現在は時計、西洋美術、街づくりなど、幅広い分野で講演、執筆活動を続けている。
主な著書に『百万人のお尻学』(講談社+α文庫)、『知識ゼロからの西洋絵画入門』(幻冬舎)、『ヘンタイ美術館』(ダイヤモンド社)、『人生を面白くする「好きになる力」』(海竜社)、『知識ゼロからの西洋絵画困った巨匠たち対決』(幻冬舎)、『へんな西洋絵画』(講談社)、『知識ゼロからの近代絵画入門』(幻冬舎)、『真夜中のカーボーイ』(幻冬舎)、『闇の西洋絵画史』(全10巻)(創元社)、『機械式時計大全』(講談社)、『世界一やばい西洋絵画の見方入門』(宝島社)など多数

こどもの日 スペシャル・プログラム

「村上隆作品を通して学ぼう!『京都』と『もののけ』」
※定員に達したため、受付を終了いたしました

こどもの日にちなみ、小学生とその保護者のペア20組(40人程度)の皆さんを対象に、NHKが作成する「ジュニアガイド」を使いながら、村上隆作品を通して、京都の街の成り立ちや、歴史、「もののけ」との関係などについて学ぶツアーです。4つのグループに分かれ、学芸員とともに、作品を読み解いていきます。このほか、琳派に着想した作品や、《舞妓さん》《五山送り火》などを通して、京都について理解を深めます。

村上隆《もののけフラワーの親子》2023-2024
「村上隆 もののけ 京都」展示風景、京都市京セラ美術館 2024年
©2023-2024 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

日時5月5日(日・祝)9:00~10:00
※ 本プログラム参加者にのみ早朝から開場します。
会場京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
料金無料(ただし、当日有効の「村上隆 もののけ 京都」観覧券が必要です)
対象・定員小学生と保護者のペア20組(40名)※事前申込制/先着順
予約フォームhttps://forms.gle/eMdBnstYvSBRBAhM6(3/22(金) 10:00より受付開始)

「村上隆 もののけ 京都」をめぐって

――カタログ寄稿者3人が語る――
※定員に達したため、受付を終了いたしました

京都市美術館開館90周年記念展「村上隆 もののけ 京都」のカタログ出版に際し、本書に寄稿した三木あき子氏、橋本麻里氏をお招きし、同じく寄稿者であり、当館における本展の企画担当者である高橋信也とともに「村上隆」「もののけ」「京都」について自在に語っていただきます。

「村上隆 もののけ 京都」展示風景、京都市京セラ美術館 2024年
Photo: KOZO TAKAYAMA
©2024 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.

日時5月18日(土)14:00〜16:00(13:30受付・開場)
会場京都市京セラ美術館 講演室(本館地下1階)
登壇橋本麻里(カルチュラル・マネージャー、甘橘山美術館準備室室長)
三木あき子(本展学芸協力、ベネッセアートサイト直島インターナショナルアーティスティックディレクター)
高橋信也(京都市京セラ美術館)
料金無料(ただし、当日有効の「村上隆 もののけ 京都」観覧券が必要です。観覧前、観覧後を問いません。)
定員100名(事前予約制/先着順)
予約フォームhttps://forms.gle/ZthLU3X6ZbMWZvpy6(3/22(金) 10:00より受付開始)

〈プロフィール〉

橋本麻里
(はしもと・まり)

カルチュラル・マネージャー、小田原文化財団 甘橘山美術館 開館準備室室長。金沢工業大学客員教授。
新聞、雑誌等への寄稿のほか、美術番組での解説、展覧会キュレーション、コンサルティングなど活動は多岐にわたる。近著に『かざる日本』(岩波書店)ほか、『美術でたどる日本の歴史』全3巻(汐文社)、『京都で日本美術をみる[京都国立博物館]』(集英社クリエイティブ)、共著に『世界を変えた書物』(小学館)、編著に『日本美術全集』第20巻(小学館)など多数。

三木あき子
(みき・あきこ)

キュレーター、ベネッセアートサイト直島インターナショナルアーティスティックディレクター。
パリのパレ・ド・トーキョーのチーフ/シニア・キュレーター(2000-2014)やヨコハマトリエンナーレ2011、2017の芸術監督、コ・ディレクターなどを歴任。90年代より、ロンドンのバービカンアートギャラリー、台北市立美術館、韓国国立現代美術館、森美術館、横浜美術館、弘前れんが倉庫美術館など国内外の主要美術館で、荒木経惟や村上隆、杉本博司ら日本を代表するアーティストの大規模な個展など多くの企画を手掛ける。

高橋信也
(たかはし・しんや)

京都市京セラ美術館事業企画推進室ゼネラルマネージャー、株式会社ニューアートディフュージョン(NADiff)専務取締役。90年代後半より、多くのアーティストとともに様々な展示企画を行う。2003年、森アーツセンター開設にともない、森美術館ジェネラルマネージャーに就任。その後、森ビル株式会社取締役、上海秀仕観光会務有限公司董事、森ビル/森美術館顧問、「六本木アートナイト」事務局長等を歴任。2018年より京都市京セラ美術館事業企画推進室ゼネラルマネージャーとしてリニューアル準備、および事業推進に携わる。

「村上隆 もののけ 京都」関連プログラム

村上隆――21世紀の奇想の系譜

開催中の大規模個展「村上隆 もののけ 京都」。作家・村上隆が師と仰ぐ美術史家・辻惟雄氏の著書『奇想の系譜』は、江戸時代の京都で活躍した多くの画家を紹介し、村上に大きなインスピレーションを与えました。展覧会場では、「奇想の画家」の後継者とも言える村上隆による大作《雲竜赤変図》や《洛中洛外図 岩佐又兵衛 rip》が来場者の注目を集めています。

本プログラムでは、辻惟雄氏の偉大な業績を受け継ぎ、縄文時代から現代まで幅広く日本美術を論じる美術史家の山下裕二氏を迎え、辻氏の功績や、江戸時代から現代の村上隆に続く『奇想の系譜』を語っていただきます。

日時6月8日(土)14:00~16:00(13:30受付・開場)
会場講演室(本館地下1階)
登壇山下裕二(美術史家)
進行高橋信也(京都市京セラ美術館)
料金無料(ただし、当日有効の「村上隆 もののけ 京都」観覧券が必要です。観覧前、観覧後を問いません)
定員100名(事前予約制/先着順)
予約フォームhttps://www.e-tix.jp/kyotocity-kyocera-museum/murakami_event.html#murakami_240608
(5月15日(水)10:00より受付開始)

山下裕二
(やました・ゆうじ)

美術史家。1958年広島県呉市生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院修了。明治学院大学文学部芸術学科教授。雪舟をはじめとする室町水墨画の研究を起点として、縄文から現代まで幅広く日本美術史のアップデートを試みている。 近年監修した展覧会として、「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」、「コレクター・福富太郎の眼」、近著に『商業美術家の逆襲 もうひとつの日本美術史』(NHK 出版新書)などがある。

「村上隆 もののけ 京都」関連プログラム

京の都と陰陽道—『村上隆 もののけ 京都』の背後にあるもの

本展「村上隆 もののけ 京都」の作品群は、長い歴史を有する京都という都市のありようと深く結びついて生まれました。京都は「四神相応」と称される陰陽道の思想的背景に支えられて、今日までその営みを続けています。

今回は、村上隆が影響を受けたと思われる様々な歴史的・文化的文脈を、「四神相応」や六角堂の役割、髑髏と葬送地、都の怪異といった観点から読み解き、本展をより深く楽しく鑑賞できるコツを詳しく解説します。

日時6月23日(日)14:00~16:00(13:30受付・開場)
会場講演室(本館地下1階)
登壇田中貴子(日本文学者)
進行高橋信也(京都市京セラ美術館)
料金無料(ただし、当日有効の「村上隆 もののけ 京都」観覧券が必要です。観覧前、観覧後を問いません)
定員100名(事前予約制/先着順)
予約フォームhttps://www.e-tix.jp/kyotocity-kyocera-museum/murakami_event.html#murakami_240623
(5月21日(火)10:00より予約受付を開始します。)

田中貴子
(たなか・たかこ)

1960年京都市生まれ。甲南大学文学部教授。博士(日本文学)。日本中世説話文学・仏教文学を専門とする。著書に『百鬼夜行の見える都市』(ちくま学芸文庫)、『安倍晴明の一千年』(法藏館文庫)、『いちにち、古典—〈とき〉をめぐる日本文学誌』(岩波新書)、近著に『九相図と九相詩』(仮)などがある。

「村上隆 もののけ 京都」関連プログラム 〈トークプログラム〉

「村上隆 もののけ 京都」のファンドレイジングをめぐって

本展では、展覧会および関連プログラムを充実させるため、様々な取り組みを通してファンドレイジングを⾏いました。本トークプログラムでは、展覧会実⾏委員会、村上隆が率いる有限会社カイカイキキ、そして京都市京セラ美術館を設置運営する京都市の⾏財政局からゲストをお招きし、本展開催の背景、取り組んだファンドレイジング活動の⼿法や成果などについて、存分に語っていただきます。本展開催がいかにして可能となったか、⽂化芸術 にまつわる「お⾦」について、舞台裏の⼀部を垣間⾒るプログラムです。

日時7⽉19⽇(⾦)15:00〜17:00 予定(14:30 受付・開場)
登壇 佐々⽊翔平(有限会社カイカイキキ COO)
伊藤圭之(京都市⾏財政局総務部総務課ふるさと納税担当係⻑)
⼭﨑裕介(京都市京セラ美術館事業企画推進室ディベロップメント・マネージャー)
モデレータ深柄謙⼀郎(株式会社トラストバンクふるさとチョイス事業部マーケティング統括部 MD 戦略部 部⻑)
会場京都市京セラ美術館 講演室(本館 地下 1 階)
定員100 名(事前予約制/先着順)
料金無料(ただし、当⽇有効の「村上隆 もののけ 京都」観覧券が必要です。観覧前、観覧後を問いません)
予約7⽉3⽇(⽔)10:00 より、京都市京セラ美術館のウェブサイトにて受付いたします。
予約フォームhttps://bit.ly/talk20240719